現在、日本に限らず世界で、ECサイトの売上の拡大が続いています。JDMAによると、通信販売事業の売上は前年同月比で+10.8%と増加しており、増加傾向にあることがわかります。
多くの企業がECサイトを開設、またはモール型ECサイトに出店していくなか、販売競争が激しくなっているのも事実です。その競争下で売上を伸ばすために、ECサイトのデザインやリニューアルを考えている企業も少なくないでしょう。本記事では、数あるECサイト構築プラットフォームのなかでも、ショップサイトの構築やリニューアルにShopifyを選ぶべき理由を、弊社の視点からご紹介します。
なぜ数あるプラットフォームの中でShopifyなのか
現在、日本には20を超えるECサイトの構築プラットフォームがあり、どれを利用すればいいのか、どのような違いがあるのかわからない企業様も多いかと思います。そのなかで弊社がおすすめするのはShopifyです。
世界シェアNo.1を誇るShopifyでは、約3,000円という安価な料金体系で、カスタマイズ性の高いショップを構築することが可能です。以下では、その具体的な理由を3つの観点から解説していきます。
① 豊富なデザインテンプレート
ECサイト構築プラットフォームの多くは、サイトのテンプレートがあらかじめ用意されていることが多いです。Shopifyもその一つですが、他プラットフォームより多くのテンプレートが用意されています。
デザインテンプレートは、サイトデザインに定評のある企業や数多くのクリエイターによってデザインされており、1,000を超えるテンプレートが用意されています。そのため、各社のブランディングに合ったデザインを選択することが可能です。日本国内で多くのシェアを誇るプラットフォーム「MakeShop」などと比較しても、圧倒的な多さを誇っています。
| サービス名 | Shopify | MakeShop | BASE | STORES |
| テンプレート数 | 合計1,000種類以上 | 173種類 | 合計100種類以上 | 48種類 |
上記は、利用率の高いECサイト構築プラットフォームのテンプレート数を比較した表です。Shopifyでは、法人や個人のクリエイターがテンプレートを制作して販売できるため、他サイトと比べてテンプレートが多く配布されています。
テンプレートを選んだ後は、画像の埋め込みやカラーリング、書式やサイト構成などの設定を簡単に変更することが可能です。
下記のキャプチャは、Shopifyのサイト編集を行う画面です。画像左部分には、サイトを構成する要素の追加・編集・並べ替えをコーディングなしで簡単に行える機能が備わっています。商品画像や動画の埋め込み、サイトのデザイン変更など、コーディング知識のない運用担当者でも簡単に行うことができます。変更内容は保存するまで編集者だけにしか見えないようになっているため、顧客体験を壊さずにデザインの改修・検証が可能です。
② 豊富なアプリケーションの選択肢
サイトをカスタマイズする豊富なアプリケーション
Shopifyでは、さまざまな機能を追加するためのアプリが開発・販売されています。
アプリの数は3,000個以上あり、サイト構築や運営を幅広くサポートするアプリが充実しています。例えば、かご落ち対策のアプリ、サイトの離脱防止のために設定した条件をもとにクーポンを発行するアプリ、販売促進のために店舗とECショップの在庫を連動させるアプリなどがあります。ストアデザインからレポート作成まで、ECサイト構築に必要な仕組みが用意されているため、1から開発が必要になることはほとんどありません。
一部、Shopifyで人気のアプリを紹介いたします。
- Order Status Tracker
商品購入から配送までを顧客が追跡できるようになるアプリ。 - Personalized Recommendations
AIを活用して、同時に購入された商品や関連商品をおすすめに表示するアプリ。 - Klaviyo
ドラッグ&ドロップに対応したメール制作と、効率良くターゲット層の顧客に対してメールマーケティングを行うことを可能にするアプリ。
上記のようなおすすめ・人気アプリは、Shopify app storeでいつでも確認することができます。
インストールするだけで使用できるのはもちろん、アプリのアンインストールも簡単に行えるため、機能の追加・検証を手軽に実施できます。
他のシステムとの連携
すでにECサイトを持つ企業にとっては、現在社内で活用している他システムとの連携が可能かという点も、サイトリニューアルの際に重要な検討要素となります。顧客情報管理、在庫管理、配送など、さまざまなシステムとの連携・移行作業が想定されます。
そんななか、Shopifyにはさまざまなサービスとの連携を可能にするアプリが用意されており、既存のシステムやアプリケーションとの連携を比較的容易に行うことが可能です。
また、法人・個人のクリエイターがShopifyアプリを開発しているため、Shopifyをより便利にするアプリケーションが日々登場しています。
③ ヘッドレスコマースで販売拡大をもっと簡単に
ECサイトを運用していくと、さまざまなユーザーのニーズにあわせて、新たなデバイスやモールでの販売、システムの導入などが必要になってきます。
そうなった場合、サイトデザインの調整や内部のシステム・アプリケーションの変更など、完了まで多くの工数を必要とします。しかし、Shopifyは新しいECサイトの形である「ヘッドレスコマース」に対応しています。
ヘッドレスコマースとは、フロントエンド(サイトの表面部分、ユーザーが利用するページ)と、バックエンド(一般ユーザーの目に入らないデータやシステムの部分)が切り離されたECの形を指し、デザインとデータの管理を分けて行うことが可能です。ヘッドレスコマースの対応によるメリットは以下のとおりです。
サイトの高速化
サイトのデザイン部分とバックエンドのシステムが分かれているため、サイトのデザイン部分を静的ページとして用意することが可能です。そのため、サイト読み込み時にサーバーが行う処理が少なくなり、比較的速くページを表示することができます。サイトの表示スピードが上がることによって検索の表示順位なども変わることがあるため、SEO対策にもつながる可能性があります。EC展開には重要な要件となります。
セキュリティの強化
ヘッドレスコマースでは、ウェブサイトのデザイン等を扱うフロントエンドと、裏側の処理を扱うバックエンドを分けて管理することが可能です。
ミドルウェアを狙ったサイバー攻撃は多々ありますが、ミドルウェアをフロントエンドからアクセスできないようにすることで、フロントエンドから受けるサイバー攻撃を減らすことができます。これにより、セキュリティを向上させることが可能です。また、Shopify自体のセキュリティも、国際基準である「ISO27001」を取得しています。
PWAによるwebページのスマホアプリ化
内部のシステムを、WebサイトをアプリとしてインストールできるようにするPWA(Progressive Web Application)に準じて構築することで、ECサイトをアプリ化することが可能です。そのため、PWAアプリを展開して簡易的にユーザーの反応を見てから、実際のスマートフォンアプリ対応の開発を検討することができます。アプリ開発の際にも、新たにシステムの設定や開発をする工数を削減し、コストを大幅に下げることが可能になります。
様々なシステムとの柔軟な連携
ECサイトでコンテンツマーケティングを行う場合、WordPress等のCMSを利用して会社概要ページを作成し、ECサイトにはShopifyを利用しているといったケースも多々見られます。Shopifyでは、APIによるシステムの繋ぎ込みが可能なため、バックエンドの開発の知識がある人にとっては比較的簡単な作業となるでしょう。
このように、柔軟にECサイトのカスタマイズができることが、Shopifyの大きな魅力の一つです。
まとめ
今回はECサイトのリニューアル・Shopifyへの乗り換えについてご紹介しました。デザインやシステムが豊富で、希望に沿ったECサイトを低コストで簡単に構築できます。さらに、今後のショップ運営を効率化する機能も豊富に提供されているため、Shopifyに乗り換えるメリットは大きいと言えるでしょう。
日本国内でもShopifyの利用は拡大し始めており、国内の導入数も毎年2倍〜3倍になるほど成長しています。そのなかで、Shopifyと楽天市場の連携が可能となったことが今年ニュースとなりました。Shopify内のアプリとして楽天と連携できるアプリが追加され、Shopifyストアの在庫情報を楽天市場と連携することが可能になっています。
これからの拡張性が大いに期待できるShopifyを利用したストア構築を、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
Lxgicでは、ECサイト構築から運用まで代行可能
実際にShopifyでECサイトをリニューアルする場合でも、これから構築する場合でも、すぐに取り掛かるにはリソースがない企業様も多いと思います。弊社Lxgicでは、EC構築から販売戦略の企画設計、ブランディングも含めたご提案が可能です。これまでの分析データをもとにノウハウを蓄積しているため、企業様のニーズに合わせた最適なサイト構築が可能です。
EC構築以外にも、構築後の集客につなげるための商品PRや、SNSの運用代行もご支援しています。過去には、SNSを活用してECサイトの集客を行い、販売開始5時間で1,500,000円の売上を記録した実績もございます。ShopifyのECサイト構築やその他SNS施策についてお悩みがございましたら、ぜひ一度Lxgicまでご相談ください。
