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SNSマーケティング

コロナ禍でフォロワーを伸ばしたSNSアカウント事例|Instagram運用のヒント

コロナ禍に「おうち時間」のニーズを捉えてフォロワーを急増させたInstagramアカウントの事例を分析し、企業のSNS運用に活かせるポイントを解説します。

コロナ禍でフォロワーを伸ばしたSNSアカウント事例|Instagram運用のヒント
目次
  1. 事例1:開設2か月でフォロワー10万人を突破したホテル紹介アカウント
  2. 事例2:おうち時間を支える商品で話題化した美容ブランドアカウント
  3. 事例3:おうちで旅行気分を届けるRETRIPのアカウント
  4. まとめ:ニーズの変化を捉えた運用がフォロワー獲得の鍵

コロナウイルス感染症の拡大で外出自粛が続くなか、店頭販売の売上は大きく落ち込みました。ECなど、オンラインでの売上を伸ばしたいと考える企業も多いはずです。

しかし、ただ販売するだけでは売上は伸びません。まずは認知度と人気を獲得することが欠かせません。

そこで重要になるのが、SNS公式アカウントの運用です。最新情報やお得な情報を継続的に発信することで、ブランドイメージの向上と認知度アップを狙えます。多くの企業が公式アカウントを運用するなか、コロナ禍をきっかけにその重要性はさらに高まりました。

本記事では、コロナ禍の状況をうまく活かしてアカウントを運用し、短期間で多くのフォロワーを獲得した事例を分析します。

事例1:開設2か月でフォロワー10万人を突破したホテル紹介アカウント

futaritrip」は、外出自粛明けに行きたいホテルをテーマに、全国のおしゃれなホテルを紹介するアカウントです。同年5月にTwitterでアカウントを開設し、わずか3ヶ月で160,000フォロワーを達成。6月に開設したInstagramアカウントも、すでに25,000フォロワーを突破しています(8月6日時点)。

フォロワーが急増した最大の理由は、コロナ禍の状況を踏まえた運用にあります。平常時に同じホテル紹介アカウントを作っても、ここまでは伸びません。アカウント名に「自粛後に行きたい」と明記し、いまの状況をうまく活用して注目を集めたことが、伸びの一因です。

さらに、前月から始まったGoToキャンペーンの後押しで、少人数旅行の需要が少しずつ戻ると見込まれていました。「旅する2人」というコンセプトのもと、コスパが良くおしゃれなホテルを紹介することで、より魅力的に映った点も人気の理由でしょう。

出典:旅する2人〜自粛後に行きたいホテル〜

事例2:おうち時間を支える商品で話題化した美容ブランドアカウント

牛乳石鹼共進社株式会社の商品「赤箱」のInstagramアカウントは、同年4月から投稿をスタートしました。

「赤箱女子」というハッシュタグを用い、自社製品にまつわるキャンペーンをInstagram上で多数開催。春のキャンペーンでは、アカウントのフォローと投稿へのいいねをした人を対象に抽選でプレゼントを行い、キャンペーン投稿2件で合計100,000いいね以上を獲得しました。

キャンペーンには「#おうち時間」「#おこもり美容」など、当時の外出自粛に関連したハッシュタグが多く使われていました。家で過ごす時間が長くなり、美容に時間を使う人も少なくありません。Google Trendsでも、緊急事態宣言を境に「おこもり美容」の検索数が急上昇しており、自宅時間を美容に充てる人が増えた可能性がうかがえます。

昨年10月にも同様のキャンペーンを実施していましたが、今回は当時の10倍以上のエンゲージメントを獲得。フォロワー数は60,000人を突破し、春のキャンペーンを境にフィード投稿のエンゲージメントも上昇しました。おうち時間を切り口に商品を訴求しつつ、基本的なSNS戦略で着実にファンを獲得している好例です。

出典:カウブランド赤箱 牛乳石鹼共進社株式会社

事例3:おうちで旅行気分を届けるRETRIPのアカウント

旅行情報の共有サービス「RETRIP」は、自宅でも旅行気分を楽しめるよう、全国のスイーツや室内で楽しめる過ごし方を紹介するアカウント「RETRIP(リトリップ)おうち時間」を4月末に立ち上げました。

RETRIPのまとめサイトに掲載された料理、家にテントを張って楽しむおうちキャンプ、家族と特別な時間を過ごせるホームシアターなどを紹介。おうち時間だからこそ試したくなる過ごし方や、買いたくなる商品が数多く取り上げられています。

投稿には「#おうち時間」を使用し、話題の「おうちカフェ」に合った投稿や、デリバリーで楽しめるスイーツも紹介。コロナ禍ならではの発信が功を奏し、アカウント立ち上げから3ヶ月弱でフォロワーは10,000人に届きそうなほど急成長しています。

出典:株式会社trippiece「RETRIP」 Instagram

まとめ:ニーズの変化を捉えた運用がフォロワー獲得の鍵

SNSアカウントでフォロワーを獲得するのは簡単ではありません。それでも、この年に運用を開始したアカウントが短期間で大きく伸びたのは、コロナ禍の状況を踏まえ、ニーズに合わせて運用したからです。社会情勢の変化から生まれるニーズに合わせて発信することが、フォロワー獲得のチャンスにつながります。

「おうち時間」は、当時のSNS運用において重要なキーワードでした。多くの企業アカウントが「おうち時間」を切り口に、自社製品と結びつけた生活に役立つ情報を発信していました。外出自粛が続くなか、このキーワードを活かさない手はなかったといえます。

社会の変化に応じて新しいニーズは生まれ続けます。その変化をいち早く捉えてコンセプトに落とし込み、ハッシュタグやキャンペーンで参加のきっかけをつくる。この基本を継続することが、安定したフォロワー獲得につながります。

よくある質問

なぜコロナ禍でSNS運用の重要性が高まったのですか?

外出自粛で店頭販売の売上が減少する一方、人々が自宅で過ごす時間が増え、SNSで情報を得る機会が増えたためです。認知度と人気を獲得する手段として、企業の公式アカウント運用の価値が高まりました。

「おうち時間」関連の発信はなぜ効果があったのですか?

緊急事態宣言を境に「おこもり美容」などの検索数が急上昇しており、自宅での過ごし方に対するニーズが拡大していました。そのニーズに合わせた投稿やハッシュタグ(#おうち時間 など)が共感を呼び、エンゲージメント向上につながりました。

短期間でフォロワーを伸ばすために共通していたポイントは何ですか?

紹介した3アカウントに共通するのは、その時々の社会的ニーズを捉えたコンセプト設計と、ハッシュタグやキャンペーンを活用した参加しやすい仕掛けです。トレンドへの即応と基本的なSNS戦略の両立が成果を生んでいました。

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