本文へスキップ

ECマーケティング

おうち時間を活かしたECサイト集客施策事例|製品紹介記事・ご当地通販・オンラインイベント

コロナ禍の「おうち時間」を活かしてECサイトへの送客を伸ばした施策を、製品紹介記事・ご当地商品販売・オンラインイベントの3タイプに分けて事例とともに解説します。

おうち時間を活かしたECサイト集客施策事例|製品紹介記事・ご当地通販・オンラインイベント
目次
  1. その① おうち時間に役立つ製品の紹介記事の作成
  2. 資生堂
  3. SONY
  4. その② ご当地商品販売サイト
  5. おうちで大北海道展
  6. 食べて守ろう!食べて応援!日本の食文化
  7. その③ 商品の販売でオンラインイベント参加
  8. クックパッドマート
  9. おうちでバザー
  10. まとめ:社会情勢に合わせて顧客ニーズを読み取る

コロナウイルスの感染症拡大防止策のもと、日本ではテレワークやオンライン授業といった形で、家に滞在する時間が増えています。そんな中、店舗販売の売れ行きの低下とともに、ECサイトでの売り上げが増加傾向にあります。

ECでの競争が激しくなる中で、外出自粛を促す「おうち時間」を上手に使い、ECサイトへの送客を行っている企業も多々あります。本記事では、これからEC施策を考えている企業様に向け、おうち時間に行われたECサイトの施策事例を3つのタイプに分けてご紹介します。

その① おうち時間に役立つ製品の紹介記事の作成

多くの企業が実施していた施策です。家電、日用雑貨製品を販売している企業に多くありました。この長く家にいる時間を使って、いつもはしない場所の掃除や、部屋の模様替え等を行う家庭も多いです。ランキングサイト「ランキングー!」が行った「おうち時間の楽しみ方ランキング」では、第3位に「自宅の片付け・整理」がランクインしています。
出典:ランキングー!

上記トレンドを考慮し、家具などの自社製品を紹介する記事を作成して商品選びをサポートすることで、商品購買まで繋げられる可能性があります。また、「おうち時間」や「Stay home」など、自粛期間に多く検索されていたワードを使って記事を作成することで、SEO対策を狙うこともできます。趣味の時間を満喫するという点で、オーディオ機器や電子書籍などの商品も多く記事に掲載されていました。ここでは、おうち時間に作られた製品紹介記事のサイト事例を紹介します。

資生堂

オンラインストア上で「#STAYHOMEbeauty」というハッシュタグのもと、家でのスキンケアやメイクにおすすめの製品を紹介するYouTube動画のリンクを埋め込んだページを作成しています。動画での商品紹介のため、画像よりも明確に詳細を見ることができ、訴求効果が高くなります。

出典:資生堂ジャパン株式会社 #STAYHOMEbeauty

SONY

SONYのおうち時間向け製品紹介ページ

オーディオ機器を中心に、テレワークや家にいるゆっくりとした時間をサポートする商品をサイト内で紹介しています。家での仕事や授業、ビデオ通話での会話などが増えてきている中で、オーディオ機器やカメラなどの使用例も挙げつつ紹介することで、訴求に繋げています。

出典:ソニーマーケティング株式会社 あなたのおうちでお役立ち12選

その② ご当地商品販売サイト

外出自粛で羽を伸ばしに旅行も行けない中、家でも普段食べられないご当地食品が食べられるように、各ご当地の食品やデザートをECサイトにて販売する企業もありました。ここでは、その事例を2つご紹介します。

おうちで大北海道展

おうちで大北海道展のECサイト

北海道の情報番組のMCや報道キャスターを10年以上担当した国井美佐さんが、コロナウイルスの感染症拡大の影響で、過去に取材に行った北海道の生産者や飲食店の商品の売上が激減したことをきっかけに立ち上げたECサイトです。北海道の様々な食材や料理が販売されています。北海道でしか食べられないたくさんの食材を家の中で食べられるので、北海道に実際に行ったような気分になれるかもしれません。

出典:株式会社ゲート おうちで大北海道展

食べて守ろう!食べて応援!日本の食文化

おうちで大北海道展と同様、コロナウイルスの影響により支援が必要なご当地食品をお取り寄せし、販売しているサイトです。家で買い物ができる点でコロナウイルスの感染対策になることを紹介しつつ、食品販売の貢献に繋げています。ご当地の美味しいものを購入して、家の中で全国の食べ歩きを擬似体験したかのような気分になれるかもしれません。今まで現地でしか食べられなかった人にとっては、どこにいてもご当地の食材を食べられる良い機会になると思います。

出典:株式会社ぐるなび

その③ 商品の販売でオンラインイベント参加

開催予定のイベントがコロナウイルス感染症拡大の影響で中止になってしまう中、中止になったイベントをオンライン上での開催に変更している企業がいくつかあります。ECサイトで商品を購入することで参加できる仕組みにして集客するという施策です。

イベントを待ち望んでいた人はもちろん、今まで開催場所との距離の面で参加できなかった人もオンライン参加なら交通費がかからず参加しやすくなるため、集客増加も望めます。その例としてクックパッドマートのオンラインマルシェが挙げられます。

クックパッドマート

クックパッドマートは、ECアプリで商品を購入することで、クックパッドマートアプリで行われるイベントに参加できる仕組みです。先払いライブコマースの形を取り、毎週テーマを変えて様々な食品の紹介を行うオンラインマルシェに参加することができます。食品購入をECやデリバリーサービスを活用して行う人も増えているため、本施策でアプリダウンロードを促すことで、アプリユーザー増加に貢献していた可能性があります。
出典:クックパッド株式会社 オンラインマルシェ

また、オンラインイベントでの販売施策として、以下のようなイベントも開催されました。

おうちでバザー

ECサイトそのものがオンラインイベントになっている事例です。今年5月上旬に開催され、コロナウイルスの影響により営業が困難な企業が出店し販売することができます。ただ販売するだけでなく、Facebookアカウントを登録することで店員とチャットを通して商品について質問できたり、オンラインワークショップも開催され、小学生を対象として段ボールを使った工作をするイベントなども行われました。

開催期間3日間で合計8000人を超える人数がサイトに遷移し、無事に終了しました。

出典:おうちでバザー

まとめ:社会情勢に合わせて顧客ニーズを読み取る

今回は大きく3つの点に分けて、「おうち時間」の期間中にECサイトへの送客を増やす施策を紹介しました。

本記事の事例は一部であり、業界・商材によって様々なお取り組みができるかと思います。今後も「おうち時間」というワードがトレンドの中心になっていく可能性があります。外出自粛に伴い、生活に必要な買い物をECサイトで行う巣ごもり消費が増えている中、ECサイトへの送客・オンラインでの購買促進を強めることは必須になるでしょう。

同時に、オンラインでの販売競争が激しくなっていることも事実です。その販売競争の中で顧客を商品購入まで繋げるためには、今後の社会情勢に合わせて顧客のニーズを読み取り、施策を打ち出していく必要があります。本記事が今後の施策のヒントとなれば幸いです。

よくある質問

おうち時間に役立つ製品の紹介記事は、どのような企業が実施していましたか?

家電や日用雑貨製品を販売している企業に多く見られました。長く家にいる時間を使った掃除や模様替えのトレンドを踏まえ、家具やオーディオ機器、電子書籍などを紹介する記事が作られていました。

製品紹介記事はSEO対策にもなりますか?

なります。「おうち時間」や「Stay home」など、自粛期間に多く検索されていたワードを使って記事を作成することで、SEO対策を狙うことができます。

ご当地商品の販売サイトにはどのような事例がありますか?

北海道の食材や料理を販売する「おうちで大北海道展」や、支援が必要なご当地食品をお取り寄せ販売する「食べて守ろう!食べて応援!日本の食文化」などがあります。家にいながら全国のご当地食材を楽しめる点が特徴です。

商品購入でオンラインイベントに参加できる施策の効果は何ですか?

イベントを待ち望んでいた人に加え、開催場所との距離で参加できなかった人も交通費をかけずに参加でき、集客増加が望めます。クックパッドマートのオンラインマルシェのように、アプリダウンロード促進にもつながった可能性があります。

プロジェクトのご相談はこちら

戦略から制作・開発まで、ワンストップでご支援します。

相談をはじめる

関連記事

ECサイト構築 ECサイトのリニューアル・乗り換えにShopifyをおすすめする理由|EC構築プラットフォーム比較

ECサイトのリニューアル・乗り換えにShopifyをおすすめする理由|EC構築プラットフォーム比較

世界シェアNo.1のShopifyが、ECサイトのリニューアルや乗り換えに選ばれる理由を解説。豊富なデザインテンプレート、3,000個以上のアプリ、ヘッドレスコマース対応のメリットを他プラットフォームと比較して紹介します。

詳しく見る
Shopify Shopifyと楽天市場の連携メリットを解説|EC事業者向けガイド

Shopifyと楽天市場の連携メリットを解説|EC事業者向けガイド

今年5月に始まったShopifyと楽天市場の販売サイト連携について、販売チャネルの拡大やデータ管理の一括化など、EC事業者が得られる具体的なメリットと注意点を解説します。

詳しく見る
Shopify Shopifyで業務を自動化する方法|出荷・在庫・レポートを効率化するアプリ7選

Shopifyで業務を自動化する方法|出荷・在庫・レポートを効率化するアプリ7選

ShopifyでECサイトの業務を自動化する方法を解説します。SHIPPINOによる出荷自動化、在庫管理や注文管理、レポート作成に役立つアプリ、Shopify Flowのテンプレートまで実例を紹介します。

詳しく見る